オーストラリア

【2022年5月更新】コロナ渦オーストラリア旅行へ行ってきました【ビザ/PCR検査情報】


こんにちは、めぐみです。

ようやく、2021年12月15日よりオーストラリアの一部地域が日本からの入国(条件付き)を再開したので、

コロナ渦で1年8カ月間会えていなかったオーストラリア人彼に会ってきました。

今回は、実際に私が入国前に準備したことについて、自分の備忘録としてまとめてみました。

これからオーストラリアへ旅行・留学を考えている方に参考になれば幸いです。


※2021年12月30日~2022年1月10日時点で入国した情報になります(2022月5月1日アップデートしております)。
出入国についての情報は刻一刻と変わっているため、出国前まで必ずご自身でしっかり調べておくことをお勧めします。

オーストラリア入国前準備

コロナ渦でオーストラリアへ入国する際は、PCR検査の陰性証明書やワクチン証明書など以前の通常の入国とは異なり準備することが多くなりました。

今回、私はオーストラリアへは旅行目的(観光ビザ:ETA)で入国したのですが、

その際に準備した10項目のタイムラインは以下になります。

▼オーストラリア旅行前準備した10項目

  • STEP1
    航空券購入
    出国1ヶ月~前
  • STEP2
    ETA(旅行)ビザ申請
    出国1ヶ月前
  • STEP3
    コロナワクチン接種証明書の発行
    出国1ヶ月以上前
  • STEP4
    PCR検査予約
    ※現在不要。検査予定日から約1週間前
  • STEP5
    PCR検査実施
    出国前72時間以内
  • STEP6
    海外保険準備
    JALコロナカバーを含む
  • STEP7
    ATD申請
    ※現在DPDへ変更。出国1週間前から72時間以上前
  • STEP8
    州の申請
    ※現在申請不要。出国1週間以上前
  • STEP10
    お土産購入
    1週間前くらいから徐々に
  • STEP11
    パッキング
    1週間前くらいから徐々に


順に説明していきます。

1.航空券購入


航空券は通常であれば3ヶ月前には購入しているのですが、今回はコロナの影響もあり直前までいけるか分からなかったので

入国制限が発表されたその日に購入しました。(出国約3週間前)

チケットは、日本⇔オーストラリアビクトリア州行きを片道ずつ購入しました。

本当はJALの往復を購入しようと思っていたのですが、値段が急に35万円へ上がってしまったため、

行き(成田→タラマリン空港):JAL
帰り(タラマリン空港→シドニー空港→羽田):ANA


を各公式サイトから購入しました。

値段はJALは約10万円、ANAは約8万円で、トータル18万円かかりました。

やっぱり以前に比べると高いですね。。
でも1年8カ月間、2人でデートができていなかった事を考えると、十分良い値段と前向きに考えて購入を決めました。

Eチケットはメールでも受け取れますが印刷しておくと安心です。

JALとANAを選んだ理由


ちなみに、私が日本の航空会社を選んだ理由は、“飛行機のキャンセルや変更があった際の対応が安心できる”からです。

価格を考えて安い他国の航空会社も見たのですが、何かあった場合を考えると、やっぱり日本の会社の方が対応が丁寧で信頼できます。

また、下でも書いていますが、JALには期間限定で『コロナカバー』というキャンペーンもやっており、選んだ理由の1つになりました。

※2022年5月1日より本キャンペーンは終了となりました。

2.ETA(旅行)ビザ申請


今回は10日間の旅行目的であったので、ETA(Electronic Travel Authority)の旅行用ビザを申請しました。

ETAは1年間有効なので、念のため出国の1カ月前にアプリから申請しました。

パスポートをかざせばすぐに情報を読み取ってくれたので、申請にかかった時間はトータル20分くらいでした。(入力後のダブルチェックも含めて)

申請した直後に承認メールがきて無事完了しました。

こちらスクリーンショットと印刷をしておきました。

3.コロナワクチン接種証明書の発行


2022/01時点で、オーストラリア入国には、指定のコロナワクチンを2回接種していることが義務となっています。(*今ブースター接種を推奨している状況から今後3回接種が義務化される可能性もあります)

コロナワクチン接種証明書の発行は、紙の証明書は市役所で発行でき、アプリの証明書(QRコード)はマイナンバーカードを持っていれば簡単に取得できます。

私は、紙の証明書はすでに取得していたので、アプリの証明書を1ヶ月前にダウンロードしておきました。

紙の証明書は、空港のチェックイン時のみ使用して、オーストラリア国内のレストランやカフェではアプリを使っていました(イートイン時)。※現在提示不要。

4.PCR用クリニックの予約


2021年12月時点では、オーストラリア入国時は、PCR検査の陰性証明書の提示が義務化されていました。

※2022年4月17日以降、オーストラリア入国前のPCR検査は不要となりました。

PCR検査には様々な種類がありますが、オーストラリア入国時のPCR検査証明書で承認されている中でも一番簡単な方法である

『唾液検査』を選びました。

また、オーストラリア政府のサイトでも記載されていますが、『紙の証明書でも、データでも良い』とされています。

Inbound international travel Australia Government を参照


つまり、証明書原本でも、コピーでもよいことになります。

なので、私はJALサイトにも掲載されているオンライン診療可能な

にしたんクリニック』で検査を受けました。

値段は、証明書(PDF)を含めて16,060円でした。(検査後の郵送料別

※今はさらに安くできるクリニックが増えています


また、PCR検査証明書(NAA: 核酸増幅検査)は、出国前72時間以内に発行されたものと指定されています。

* 現在は、A rapid antigen test (RAT) という方法も認められており、RATの場合は出国前24時間以内に行う必要があります。(オーストラリア政府サイトを参照)

私のチケットを例にすると、
12月30日 11:30発の飛行機なので、72時間以内の12月27日 11:30以降に検査する必要があります。

ちなみに私は、1時間遅めた12月27日 12:30に検査を予約しました。

また、クリニックによって検査予約は、1週間以上前に行うなど前もって予約する場合があるので、出国日から逆算して準備しておくと良いでしょう。

5.PCR検査実施


※2022年4月17日以降、オーストラリア入国前のPCR検査は不要となりました。

PCR検査を予定実施日より1週間前に予約してから、出国72時間前*に実際のオンライン検査を受けました。

検査の流れは以下の通りです。

  1. 1週間前以上に予約
  2. 検査数日前にキットが届く
  3. オンライン診療用アプリをDL
  4. 当日アプリの通知ON
  5. パスポートとペン、キットを準備
  6. 予約時間15分前後に電話くる
  7. パスポート情報等を伝える
  8. 検査方法の説明を受ける
  9. 終了後、自分で唾液摂取
  10. 指定された通りに梱包し郵送


コロナ渦ということもあり、クリニックに直接行くのを避けたかったのでオンライン診療は本当に楽でよかったです。

検査→当日郵送→翌日メールで結果がでたので、約24時間で証明書をゲットできました。

データだけだと不安だったので、念のため印刷もしておきました。

6.海外保険準備


万が一の事を考えて、海外旅行時は保険に加入しておくことをお勧めします。

とくに今はコロナに感染するリスクを常に考えて、準備しておくと良いでしょう。

私は、今回は旅行ということもあり、クレジットカードの保険の準備と、JALのコロナカバー*(JAL運航便を利用すれば適応)をリサーチしておきました。

保険がどこまでカバーされるのか、内容までチェックしておくと安心です。

*JALのコロナカバーを利用する際は、サポートセンターへ事前連絡が必要(事後申請不可)となります。なので、緊急時に連絡先をすぐ出せるように保存しておくことをお勧めします。 2022年5月以降本キャンペーンは終了となりました。

7.ATD(DPD)申請


オーストラリア入国前は、 オーストラリア渡航申告書が必要となります。2022年1月時点ではATD(Australia Travel Declaration)という名前でしたが、

2022年2月18日以降の入国はDPD(Digital Passenger Declaration)の申請へ変更されています。

DPDの申請は出国1週間前から可能です。(出国72時間前には申請完了するること)

これがうまく申請されていないと渡航できないので、内容を注意深くチェックしながら入力しましょう。

こちらもETA同様にアプリから申請可能です。

Twitterの方より、「申請がうまくできない」と相談があったのですが、通信環境等の不具合がある可能性があるので、

申請前は他のアプリを閉じたり、ネット環境が整った所で行うことをお勧めします。

また、私の場合はWebサイトから申請がうまく出来なかったのですが、アプリで申請したらうまくいきました。

また、DPDの内容に不備があると入国ができないケースもあるので、登録前は今一度チェックしましょう。


DPD申請方法は政府サイトの説明通りに行えばOKですが、日本語で知りたい方は、「トラベルドンキー:デジタル乗客宣言(DPD, Digital Passenger Declaration)の詳細情報 ~ 提出と入力方法」が参考にするとよいでしょう。

8.州の申請

2022年4月3日時点、ビクトリア州の申請は不要となっています。

2022年1月時点で各州の申請が必要であったため、入国前にWebで申請を行っていましたが、現在は不要となっていますが、

渡航前は念のため訪問する州の公式サイトをチェックしておくと安心です。

9.お土産等の購入


彼の家族や友達に会う予定があったので、日本のお土産を沢山買っていきました。

その中でも人気だったお土産トップ7を紹介します。

▼日本の人気お土産トップ7

  1. 歌舞伎揚げせんべい
  2. ハッピーターン
  3. ブラックサンダー
  4. 柿の種/おつまみMIX
  5. Rummy(チョコ)
  6. 文明堂のカステラ
  7. どらやき


とくに1位の“歌舞伎揚げせんべい”は、

あげた全員から
「とても美味しかった。」
「どこで買えるの?」と大絶賛されました。

確かにあの味と食感のお菓子は、オーストラリアではないので珍しいのかもしれません。やはり日本でもロングセラーだけあって人気ですね!

あとは、定番のハッピータン、ブラックサンダーも万人受けです。

日本のお土産らしいカステラ、どら焼きも彼の妹が喜んで食べていました。

Rummyは洋酒の風味が強いので好みがあると思いますが、彼はラム酒×レーズンが大好きなのでドはまりしていました。

お土産は何個有っても困ることはないので(余れば自分で食べられるし)沢山買っても間違いないと思います。

10.パッキング


今回持っていったバック達は、

  • キャリーケース大
  • キャリーケース小
  • キャリーケース用バッグ
  • リュック

の4つです。

飛行機の預け荷物は、キャリーケース大とバッグ。

機内持ち込みに、キャリーケース小とキャリーケース用の上に載せられるバッグを持ち込みました。

航空会社によって荷物の規定が異なるので必ずチェックしておくことをお勧めします。

機内持ち込み荷物(JAL公式サイトより 2022年5月閲覧)
預け荷物(JAL公式サイトより 2022年5月閲覧 )


ちなみに、キャリーケース大の半分が自分の衣服等で、半分は全部お土産で埋まりました。

キャリーケース小には、仕事用のPCや一泊分の荷物をいれました。(預け荷物の紛失に備えて)


以上で私が準備した10項目を紹介していきました。

また、私が参考にしたまとめサイトはこちらです。

※アップデートされていない情報もあるので、詳しくはオーストラリア政府サイトをチェックしておきましょう。

まとめ


私がオーストラリア旅行で準備した10つのリストは以下の通り。

  1. 航空券購入
  2. ETA(旅行)ビザ申請
  3. コロナワクチン接種証明書発行
  4. PCR検査用クリニック予約
  5. PCR検査実施
  6. 海外保険準備
  7. ATD申請
  8. 州の申請
  9. お土産購入
  10. パッキング


コロナの影響で以前に比べ、出入国が厳しく申請事項も多いので、前もって準備しておくことが大切です。

とくにすぐに情報が変わるので、出発直前までニュース等をしっかりチェックしておくことをお勧めします。

また、入国前準備をよりスムーズにするために私がしたことは以下の通り。

2022年1月19日時点の情報


サイトURLをまとめておくと、どこに何の情報が書いてあったのか、すぐ調べられるので便利です。

また、スムーズに空港でチェックインするためには、印刷した書類は分かりやすいようにファイリングすることもお勧めします。

あとは、オーストラリア日本領事館や大使館のメール登録をすると、重要な情報がメールで通知されてきます。

不明点等があれば直接メールで問い合わせることもできるので、領事館や大使館には個人的に大変お世話になりました。

ツイッターで信頼度の高いアカウントをフォローしておくと、リアルタイムに情報を入手できるのでいくつかリサーチしておくと良いです。

以上、私がオーストラリア旅行前に準備したことを紹介させていただきました。

無事オーストラリアに入国できることを願っています。

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めぐ
ナース×エディター×ライター。『看護師生活をもっとイージーに』をモットーに活動中。看護師の働き方・恋愛・留学情報など色々発信しています。
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